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看護部について

看護部について

看護部理念

慈雲堂病院の看護職員は患者さまに優しく、患者さまの人権を尊重し、患者様のQOLを高め満足していただける看護を行う

令和元年、慈雲堂病院は創立90周年を迎えました。

日蓮宗・日宗上人が精神を病む人々とともに祈り、生活し、守り、癒し続けた30余年。寺院と読経は、病院と医療に変わりました。しかし、「神仏に接する気持ちで患者さまに接する」という上人の言葉は当院の理念となり今も受け継がれています。

人は人で磨かれ、人で癒されるのです

病院の理念の達成のために、看護は何をすればよいか考え看護部の理念を掲げました。

看護方式は、責任を持って継続した看護を提供するために固定チームナーシングを採用しています。

また、電子カルテ導入時にNANDAを参考にしつつ当院独自の看護診断を完成させました。この共通言語を持つ事によりチーム内での患者状態の理解が深まり早期介入に効果を上げています。そして、患者さまの入院生活の24時間を、さらに退院後の地域生活まで切れ目のない看護を提供します。

医師、薬剤師、作業療法士、精神保健福祉士、公認心理士等と常に情報交換し情報共有を行い「チーム医療」を実践しています。

当院が選ばれる7つの理由~こころの看護は人をつなぐ~

  1. 教育は、専門・認定看護師など優れた院内講師陣へつなぐ
  2. 日本精神科看護協会、日本看護協会、各種学会など院外研修へつなぐ
  3. 急性期、退院支援、認知症など専門特化した場へつなぐ
  4. CVPPP、口腔ケアチームなどの専門分野の活動へつなぐ
  5. 看護大学、看護専門学校などの後輩教育へつなぐ
  6. 高い有休消化率、少ない残業などの働きやすさへつなぐ
  7. ジェネラリストになる?、スペシャリストをめざす?未来の自分につなぐ

私共看護部は、患者個々の価値観・期待に適合する看護実践を提供できるよう日々努力しています。

さらに、現在の医学、看護ケアを反映した最善の看護の提供を致します。

看護部理念

看護部方針

1.安心と安全を提供できる看護実践に努める

ここで言う安心・安全とは、患者さまに不利益な事が起こらない事だけではありません。

患者さまに相対する看護師は、善であること、正しいことに敏感でなければいけません。

患者さまそれぞれのニーズが主観的で個人的なものであればあるほど看護する上での 看護師自身や看護チームの中に葛藤を生じる事があります。

倫理を基盤として、患者さまにとってなにが看護であり、なにが看護でないのかの問いに常に答えていくことを指します。

2.専門職として自律した人材を育てる

病院という組織は専門家の集団です。チーム医療を継続するためには、一定レベルの質を担保する必要があります。入職4年目まではレベル別の研修計画を組んでいます。

早い時期から、現在の職務から得られる知識、スキル、経験、人脈を意識し充実させ自分自身のキャリア上の強味や専門性を向上させることが大切です。

個人のキャリア開発は自己責任ですが、当院にはキャリアアップを支援する環境があります。

看護方式

固定チームナーシング

1病棟 2チームで小集団活動をしています

固定チームナーシングの目的

  1. 患者さまに責任をもって継続した質の高い看護を実践する
  2. 看護スタッフのやりがい感、自己実現を目指す
  3. 看護スタッフの育成(教育)とその成果を実現し共有する

看護師と看護助手体制

看護助手の仕事は、単なる看護師の補助業務という事ではありません。
私達が病棟管理業務や看護チームの一員として主体的に活動することで、入院患者さまの 快適な療養環境を提供するという大切な最前線の仕事です。

当院では、看護助手が90余名配置されており、看護資格者の指示・管理のもとで、食事・入浴 ・排泄等の専門的判断を要しないすべての事柄のほか、時には患者さまのお話相手・お散歩、 作業療法センターへの送り迎え、お買い物代行などさまざまな業務を忙しく楽しく行っています。

各病棟には、看護助手のチーフ(責任者)とサブチーフがおり、精神科病院ではじめて看護助手に 就くわかばマークの助手へのオリエンテーションも組織的に行っています。

活動内容

精神看護専門看護師
心のこもった温かな看護の提供

専門看護師(Certified Nurse Specialist)とは、複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するため、特定の専門看護分野において、「実践」「相談」「調整」「倫理調整」「教育」「研究」の6つの役割を果たします。

慈雲堂病院には託児所や独身寮もあり、新卒の方から他の病院を定年退職された方まで幅広い層の職員が働いています。いくつになっても、どんな人でも成長できると信じて、新人教育だけでなく、個々の職員にあった教育を実践しています。そして、看護師だけでなく、看護助手の教育にも力を入れています。いろいろな世代や生活背景の人に触れ、患者さまと職員、共に成長させてもらっています。

精神医療の知識が浅かった私が、出産し子育てしながら、大学院での勉学に励むことができたのは、職場の協力がなければ成し得なかったことだと思います。現在は、科長を兼務し活動していますが、今後は専門・認定看護師が増え、横断的な活動を推進したいと思っています。
患者さま、ご家族様、地域の皆さまに、心のこもった温かな、専門性の高い看護を提供できるよう、多職種と連携し取り組んでいます。

精神看護専門看護師 小山 明美

心のこもった温かな看護の提供

精神科認定看護師

私が日本精神科看護協会の精神科認定看護師を取得したのは平成23年になります。

時は平成から令和へと変わってきました。この間も「今の私」に出来る事に取り組んできました。認定看護師として専門性を活かして、他職種チームと地域移行調整のための病棟ラウンドも6年を迎え、他職種チームの中で、それぞれの役割、立場を活かしてチームで取り組んでいます。病棟ラウンドでは、スタッフから相談を受けたり、学校、高齢者施設での講演の機会も頂き、資格をとったことで活動の場が病院から地域へと拡大していることを実感しています。

当院の基本方針の一つ「地域の医療・福祉・保健との連携を推進し信頼される病院作りに努める」のためにも、患者さま・ご家族さまを第一に考え、今後も「今の私」に出来る事をさらに全力で取り組んでまいります。

精神科認定看護師
仲田 弘子

長期入院から「地域移行」への取り組み

看護部長あいさつ

精神科看護の奥深さは、「人間を理解する」ことに始まり、看護師としての自立を促す

慈雲堂病院は昭和4年の開設以来、80幾星霜の歴史を持つ、日本の精神医療の草分け的な存在です。日蓮宗・日草上人の開設理念である「神仏に接する気持ちで患者様に接する」を今に受け継ぎ、私共看護部は、患者様に寄り添い、家庭的で暖かい看護を実践しています。

看護部長として私が看護職員に望むこと、それは、患者さまおひとりお一人に誠実に向き合い看護実践をすること。その向き合い方は、どうすれば良いのか。残念ながらマニュアルはありません。では、どうすれば良いのか。それは、疾患を治すだけの看護ではなく、その患者様の背景を理解し、看護師自らが考え、個々の患者さまに合ったケアの工夫をして行くことが求められ、その日々の実践の中にのみ答えがあるものと思います。

看護部では、看護職員のスキルアップのために充実した院内の教育体制はもとより、院外で行われる外部研修にも積極的に参加させています。

院内における“チーム医療”に関しては、医師、薬剤師、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理技術者らと常に患者様を中心とした情報交換を行うほか、地域支援団体等とも連携の繋がりをもっております。また、デイケア室や訪問看護ステーション、グループホームも併設していることから、入院から外来、地域移行へと繋がるチーム医療を実感できます。

さらに当院の特色として注目すべきは、長く働き続けられるようにワークライフバランスにも配慮した勤務環境を整備しており、特に子育て支援として院内保育室も完備しているところです。

精神科、認知症の看護に興味のある方!私たちと一緒に、心にひびく看護を目指してまいりましょう。

2015年6月1日
看護部長 陸 政代

看護部長

陸 政代看護部長(中央) 坂本奈津子副部長(左) 山口アツ子副部長(右)

認知症疾患医療センター